子供が自転車に乗る場合、ヘルメットの着用が必要です。
道路交通法 第63条の11 第3項
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
2023年4月1日に道路交通法が改正され、全ての自転車利用者にヘルメットの着用が「努力義務」として求められるようになりました。2025年には更に強化が検討されています。
この記事では、子供のヘルメットを選ぶ際のポイントや注意点を紹介します。
ヘルメットを被る意義
ヘルメットを被せるのは正直面倒です。
ですが、自転車乗車中の交通事故で死亡する半数以上が頭の怪我が原因です。
ですが、事故にあっても正しくヘルメットを着用していたら死亡率が1/4になります。
また、電動子乗せ自転車だと重量が大きく、ふらついてしまうこともあります。
自転車に乗る際はかならずヘルメットを着用させて乗るようにしましょう。
サイズの選び方
まず、子供用ヘルメットにはSサイズとMサイズがあります。
Sサイズ(1歳~4歳、頭囲48cm~52cm)
Mサイズ(3歳~6歳、頭囲52cm~56cm)
が一般的
このとき、大きめではなくジャストサイズを選ぶようにしましょう。
サイズの合わないものだと、ズレて視界が塞がれるだけでなく、安全性が得られずヘルメットの着用の意味がなくなってしまいます。
事故に合ったときにスポッと外れて吹っ飛んでしまったら意味ないですよね。
商品によって頭のサイズをある程度ベルトで調節できるものがあるのでそういったものを選ぶといいでしょう。
サイズの測り方
まずメジャーを用意しましょう。(なければ紐で測ってから定規などで測りましょう。)
額と後頭部のでっぱりを結び、耳の上を通るように測りましょう。
頭を動かして測り辛かったら、動画を見せたり寝ている隙を狙ったり、大好きなおやつ中でもいいかもしれません。
ヘルメットの材質
ヘルメットには、ハードシェルとソフトシェルがあります。
小さな子にはソフトシェルがおすすめです。
ハードシェル:ABS製樹脂。厚みがあるが重い。一人で乗れるようになってからがおすすめ。スポーツをするなどハードな場面でも使えます。
ソフトシェル:ポリカーボネート。軽くて首への負担が少なく、小さな子におすすめ。
当然どちらも、国内の安全基準に適合しているSGマークがあれば安全性に違いはありませんので安心して下さい。
重さ
重たいものだと、子供にとってはしんどいです。
小さな首に結構な負担がかかります。
あまり重いものだと気に入らなくてそもそも被ってくれないかもしれません。
ですので、子供用は軽いヘルメットをおすすめします。
おすすめのヘルメット&レビュー
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Amazon オージーケーカブト(OGK KABUTO) 自転車 ヘルメット 子ども用 PAL(パル) 児童用(頭囲:49~54cm) SG認証
上は4~6歳と書かれていますが、2歳頃で我が家の息子は頭位49cmありました。
年齢表記に惑わされずしっかり頭位を測りましょう。
(一般的にも、1歳~4歳で頭囲47cm~52cmくらいとされています。)
45~47㎝(1歳からOK)はこちら
Amazon オージーケーカブト(OGK KABUTO) 自転車 ヘルメット いちばん小さな“ファースト” ヘルメット picot (ピコット) サイズ:XXS(45-47cm) SG認証
おすすめポイントは、なんといっても軽いこと!!
オージーケーカブトのSサイズヘルメットは、235gです。
他のメーカーのものだと280~330g程で、調べた中で一番軽量でした。
子供は、大人と比べて首の力もなく体幹もありません。
なので、このわずかな差でもヘルメットが重く感じてしまいます。
とにかく被ってくれないと意味がない。
イヤイヤ被らせるのはママもすごく疲れるので避けたいですよね。
そのため、軽量で頭にフィットする(ズレて嫌にならない)ことがすごく大切です。
- 重さ:235g
- サイズ S(49-54cm)
- 特徴 調節可能なストラップ
- 素材 ポリカーボネート (PC)
- 子供の頭にフィットする円形
- 洗えるインナーパッドで清潔
- 国内の安全基準に適合している安心のSG認証
最初こそ嫌がったものの、自転車に乗る前に被らせて鏡で見せつつ「かっこいい~」を数回。
それから実際に1回被って乗せたら普通に被ってくれるようになりました。
内側の頭のサイズ調整がゴム式で簡単です。
子供自身もフィットするようで、いくら被っていても文句を一切言いません。
他にも
ヘルメットが嫌いで被らない子どもも何故かこのヘルメットはかぶってくれます。軽いからでしょうか。
普段は帽子を一切受け付けないんですがこのヘルメットは2日目からは全然嫌がらずに受け入れてくれて驚いてます。
といった声が上がっています。
悪い点としては、「顎紐ベルトが長すぎる」という声もありますが、自分で切って使っている方もいるようです。
個人的には、確かに長めだけど気にせず使える&もう少し大きくなったら丁度いい感じかな?と思っています。
まとめ
- ヘルメットはサイズの合ったものを着用
- 軽くてフィットするものを選ぼう
- おすすめは軽量&フィットするオーケージーカブト
子供が負担なく被れるヘルメットで、楽しく自転車で通園やお出かけしましょう。
自転車に乗るようになると今まで行き辛かった場所に行ったり、ママの負担も減りますよ。
参考になれば幸いです。
49cm~54cmはこちら(1歳~4歳相当)
Amazon オージーケーカブト(OGK KABUTO) 自転車 ヘルメット 子ども用 PAL(パル) 児童用(頭囲:49~54cm) SG認証
45~47㎝(1歳からOK)はこちら
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