まず結論を言ってしまうと、2歳で飲める乗り物酔いの薬はありません。
- 2歳で飲める酔い止めの薬はない
- 乗り物酔いは2歳~3歳から始まる
- 最も乗り物酔いしやすいのは5歳~15歳頃
この記事では、乗り物酔いする原因や、乗り物酔い対策についてお話します。
乗り物酔いをする原因
乗り物酔いをするようになるのは、2歳か3歳頃からと言われています。
2歳頃になると脳が発達して自立神経失調の症状が出て、それにより乗り物酔いしやすくなります。
年齢が上がると共に乗り物酔いする人が増えていきます。
小中学生の4割程度が乗り物酔いしやすいと言われています。
中高生になると乗り物酔いしにくくなっていきます。
- 目に映る景色と体で感じる知覚に差異がある
- 内耳に連続的な揺れが伝わる
- 三半規管から脳への情報が多すぎて自律神経が乱れる
といったことで乗り物酔いに繋がります。
乗り物酔いの薬
2歳までの子が飲める乗り物酔いの薬はありません。
市販されているものも、3歳からしか存在しません。
また、乗り物酔いに有効である証拠があるのは「スコポラミン」が配合されている薬のみです。
3歳から飲める薬として、センパアプチベリーなどがあります。
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乗り物酔いしないためには
- 空腹、満腹どちらも避ける
- 睡眠をしっかりとって乗る
- スマホ、読書、ゲームなどはしない
- バスでは後輪の上の座席が一番酔いやすいので避ける
- タイヤから離れた前よりの席の方が酔いにくい
- 船は海面に近い場所、後方が酔いにくい(2階、デッキ、前方は避ける)
- 電車は連結部分が揺れるので中央座席に座る
- 進行方向を向いて座る
- ゆったりした服を着る(締め付ける服装をしない)
- 唾液の出る食べ物を食べる(三半規管が整う)
- 生姜飴など生姜を食べる(吐き気に効果あり)
- 柑橘類は避ける(吐き気を誘発する恐れ)
車酔い予防のリストバンドなども販売しています。
内関というツボを押してくれるので吐き気に効果があります。
つわりでこのツボを押していた人も多いかもしれません。
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酔ってしまったときの対処
- 窓をあけて風にあたる
- 頭を動かさないようにして冷やす
- 酔い止めのツボを押す
手首のシワから3本分下、手首にある縦筋の間のツボ「内関」を押しましょう。
吐き気を和らげ乗物酔いに効果があります。
まとめ
- 2歳で使える酔い止め薬は売ってない
- 乗り物酔い薬は3歳から使える
- 事前準備で酔いにくくしよう
- ツボ押しで気持ち悪さを楽にしよう
小さい子を長時間車など乗り物に乗せるときは、途中で休憩を取ったり事前準備などをしっかりするようにしましょう。
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