子供の自己肯定感を上げる簡単な方法 2歳3歳の幼児もできる

この記事では、子供の自己肯定感を簡単に上げる方法をお伝えします。
2歳3歳からでも簡単にできますのでぜひ試してみて下さい。

自己肯定感とは
1. 自己肯定感が低いとどうなる？
自己肯定感を上げるには
まとめ

自己肯定感とは

自己肯定感とは、自分自身を受け入れ価値を感じることができる感情のことです。

特に幼少期は、自己肯定感が形成される大切な時期です。
この時期にしっかりとした自己肯定感を育むことが、将来の成長に大きく影響します。
親の子供への接し方が子供の自己肯定感に大きく関わってきます。

自己肯定感が高い子供は、自分に自信を持ち、挑戦することを恐れず、周囲との関係も良好に築くことができます。
自己肯定感が高まることで、勉強、スポーツ、人間関係、何に置いても前向きに取り組めるようになります。

自己肯定感が低いとどうなる？

自己肯定感が高い子供は、挑戦することを恐れず失敗を恐れずに成長していくことができます。
逆に自己肯定感が低いと、挑戦を避けたり他人と比較して自分を否定的に捉えたりすることが多くなります。
「どうせやっても駄目だ」と思うようになると成長の機会を逃してしまいます。

自己肯定感が低いと…
✓どうせ無理だからと挑戦しない、諦める
✓失敗したら「自分のせい」と捉える（たとえ自分が悪くなくても）
✓初めてのことや難しいことにチャレンジしない

自己肯定感を上げるには

では子供の自己肯定感を上げるために親はどのようなことが出来るのでしょうか。

結果だけでなく努力を認める

子供が何かに取り組んでいるとき、その努力を認めることが重要です。
結果だけでなく過程を褒めることで、子供は自分の努力が価値あるものであると感じることができます。
頑張ったら出来るようになると信じられることは非常に重要です。

例：「頑張って練習してたもんね」
「一生懸命勉強してたもんね」
「この絵のこんなところが素敵だね、頑張って描けたね」

などプロセスを褒めましょう

「できたね」「すごいね」「100点だね」などのおざなりに褒めたり結果だけ褒めるのは自己肯定感は上がりません

挑戦し失敗を経験させる

子供が失敗を経験することは、自己肯定感を育むために必要なプロセスです。
失敗を恐れずに挑戦することで、子供は自分の限界を知り、次にどうすれば良いかを学ぶことができます。
失敗を責めるのではなく、次のステップを一緒に考える姿勢が大切です。

失敗したときの声かけ例
「頑張ったね。大丈夫、次はもっと上手にできるよ」
「今度はこうすれば出来るよ」
「前回よりできたね」
「失敗しても大丈夫だよ」

成功体験

「がんばったらできた！」
という経験が自己肯定感を上げます。

何でも構いません。
苦手な野菜が食べられた、ジャンプができた、〇が描けたなど。
出来なかったことが出来るようになる成功体験を増やしてあげましょう。

その都度、経過や頑張りを褒めることを忘れずに。

無条件で認める、受け入れる

人は「承認欲求」を受け入れられて初めて「自己実現欲求」をもつことができます。
そのためまずは、子供の存在そのものを心から認めましょう。

「がんばったから」「良い子だから」「成績がよかったから」と条件付きではなく、

「どんなことがあってもあなたは私の宝物だよ」
「どんなあなたでも大好きだよ」

と伝えることが大切です。

ただし要求を何でも受け入れるのとは違います。受け入れるのはあくまで子供の気持ちです。

気持ちを受け入れる例
「そうだね〇〇はあれがほしかったんだね」とまずは気持ちを受け入れる。
きちんと受け入れてから買わない理由を説明する。
気持ちを切り替えさせるのに、場所を移したり、抱きしめて安心させるのも良いでしょう。

子供に選択権を与える

子供に選択権を与えることは、自己肯定感を育むための第一歩です。
例えば服を選ぶときやおやつを選ぶときに子供に選ばせることで、自分の意見や好みを大切にすることができます。
これにより、子供は自分の選択に自信を持つようになり自己肯定感が高まります。

日常で簡単なことで大丈夫です。
子供自身に選択させるようにしてみましょう。

選択例
「朝ご飯は何を食べる？」
「今日の服はどれを着る？」
「どの公園に行こうか」

子供の写真を部屋に飾る

自己肯定感を高めるために出来る簡単な方法で、『子供の写真を飾る』ことがあります。
家の中に子供の笑顔や楽しい瞬間を切り取った写真を飾ることで、子供は自分が愛されていると感じることができます。

特に、子供の目線の高さに飾ることがポイントです。
これにより子供は自分の存在を身近に感じ、自己肯定感が高まります。
リビングなど子供がよく目にする場所に飾りましょう。

例えば、家族の写真や子供が特別な瞬間を過ごしている写真を飾ることで、子供は自分の大切な思い出を振り返ることができ、自己価値を再確認することができます。

実際に写真を飾ったママの声がこちら